イザナミを追って黄泉国まで行くがその姿にびっくりして地上へ戻ったイザナキがここで汚れを禊いで3人の子が生まれたという阿波岐原のみそぎ池。夏は黄色のスイレン満開だそうです。湧いた水がたまっている。
すぐ近くにイザナミ、イザナギを祀る江田神社。拍子抜けするほど静か。美しい。寛文2(1662)年の地震による大津波で社殿が流され一時廃れていたようだ。居合わせたボランティアガイドさんの後ろを歩いていると観光客がことごとく玉砂利を避けて歩いている。真ん中は避けて歩きましょうに過剰反応されあげく随所に横断のための砂利なし道が随所に作られた模様。それとここは二礼四拍手一礼だったようです。パンパーン打って帰りましたけど。
タクシーで蓮ケ池史跡公園、観光客はあまり行かない場所みたい。無線で探索。静か。池が4つ、というか埋めて分断したんだろう。周囲の高台に住宅。横穴墓がおよそ80、日本南限、6~7世紀。竪穴住居も数棟。鴨。くちなし。
鹿児島出身という通りすがりのひとと雑談。「宮崎の人は宣伝が下手。いいところが沢山あるのに」と言って勧めてくれた住吉神社に寄る。これまた静か。美しい。案内版に『……創建より約2400年という由緒ある神社と言われている。又、神社に古くから伝わる「元」という社紋は全国2000余の住吉社の元宮である標であると伝えられている』。社殿前に砂と袋。どうぞお持ち帰りください風。どう使うのか聞きそこねた。
宮崎神社。神武天皇の孫建磐龍命(たけいわたつのみこと)が九州の鎮守となった際に神武天皇のご遺徳を称える為に鎮祭したのが始まりで、現在の社殿は明治40年に狭野杉を用いて建て替えたとある。この日訪ねた場所で最も華やいでいたがそれでも静か。美しい。
蒸気屋で一休み。油で揚げない霧島焼どうなつと茶。お味見にと棹のかるかんを15ミリくらい切っていただく。しっとりとおいしい。
ホテル近くの重乃井で遅い昼食。魚ずしはとっくに売り切れなので単品メニューの釜あげうどんをふつう盛りで。ねぎと天かす入りの甘いたれ。食べ終わったらゆで汁をそば湯ごとくどうぞと。あー、こういうのうまい。壁に写真いっぱい。野球などスポーツとニュー・ミュージック系が目立つ。一旦ホテルへ。