深川を歩いていたら9メートル以上もある竹がいいいいっぱい。竹問屋さんか。おにいさんたちが威勢良くトラックで運び出している。聞けば千葉、茨城などを中心に「うちはぜんぶ国内産」。別の場所に松もさまざま。これから大小の門松に仕立てられるのだ。晴れやかないいものを見せていただきましたと礼を言う。
深川界隈で撮影中の
『小名木川物語』ウェブサイトにこの竹問屋さんのこと。伊東屋商店といって創業は天保年間、明治2年に日本橋から深川常磐に移転。近くを流れていた水路は戦後埋め立てられた。監督は深川生まれの写真家・大西みつぐさん。