旧中川。地下水くみ上げなどで周囲が沈み天井川となったために荒川に注ぐ両側を木下川排水樋門と荒川ロックゲートでしめきり40年かけて整備したらしい。完成は3年前。カヌーにレガッタ。水陸両用バス。てこぎボート優先のマーク。部活とは思えない少年2人のカヌーから「がまんできねえ」。おしっこか。東京スカイツリーを正面に、左に後ろに見ながら遊歩道を上流へ。川にそって歩いていると流れがないこともあってか地図のとおりくねくねしていることを忘れる。
釣りびとに女性、しかも慣れた感じのひとが目立つ。今夜のおかずか。たいらな水面にうつる高層マンション。サギ、カワウ。カワセミ? 巨大な墨田清掃工場の煙突が見えてきた。左にきて真後ろにきて右後ろにきたあたりで終点、振り返るとツリーと清掃工場のエントツ。道路にあがって水門、その先が荒川。振り返って木下川(きねがわ)排水機場、敷地内に職員住宅が連なっていて植栽もあって楽しそうにみえる。
隅田川と荒川に挟まれた江東三角地帯は、ゼロメートル地帯といわれ、満潮時には大部分が水面下となり、過去にたびたび大水害に見舞われてきました。外郭堤防・水門・排水機場は、高潮や洪水、津波などの水害から、この地域の安全を守るはたらきをしています。
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江東三角地帯には、小名木川、旧中川などの内部河川が縦横に流れています。江東三角地帯のなかでも特に地盤の低い東側では、内部河川を締め切り、潮の干満の影響を遮断して、平常時水位を人工的にA.P.-1.00mまで低下させ、地域の安全を確保しています。木下川排水機場は、この水位低下河川の水位を維持し、氾濫を防止するとともに、水質浄化のため取水した流入水を排水するためのポンプ施設であり、24時間稼働しています。(東京都江東治水事務所入り口の看板より)
荒川を渡り中川のクネクネ筋も歩こうと思っていたがとてもじゃないけど無理だった。ぐんと下って平井の住宅街へ。コンビニでアイス、すぐそばのバス停の椅子で食べる。都合のいい行き先のバスがあることがわかりよろこぶ。部活帰りらしい女子らが通る。「おかあさんが新しい男の人を連れてきたらべつだけどね」。人生いろいろ。
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旧中川水辺公園整備計画について
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旧中川の完成を祝う会のお知らせ(2012.3)
・東京都建設局:河川/
江東内部河川/旧中川
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旧中川のカワセミpart4