鈴本演芸場11月下席夜
前座 春風亭きいち「雑俳」
春風亭朝之助「だくだく」
太神楽曲芸 鏡味仙三郎社中
桂藤兵衛「色事根問」(いろごとねどい)
入船亭扇辰「紫檀楼古木」(したんろうふるき)
粋曲 柳家小菊
隅田川馬石「王子の狐」
春風亭一朝「短命」
仲入り
紙切り 林家正楽 藤娘、酉の市、一之輔師匠、だくだく
鈴々舎馬るこ「時そば」
漫才 ホンキートンク
春風亭一之輔「粗忽の釘」
怒濤の並びに耐えられる自信なく及び腰のままでかけたらばやっぱり耐えられなく涙で目が痛くなり一之輔師匠いうところの粗忽者がもつシベリアンハスキーばりの目のキラキラのつもりになったけれども、口の早さがうるさくなくしかもきちっと言葉が聞こえ続けるという清々しさにひたりながら出たら追い出し太鼓に追い出されぬ無念。
表紙絵 鳥居清光「新口村」