松井茂『同時並列回路──回文詩集』が出ました。詳細はShigeru Matsui による
Futurology of Classical Musicからどうぞ。たくさんの作品のあとに意味ありげな「テキスト版」、そして濃厚な解説が続きます。その解説も詩人が意図するところもむずかしくてわたしにはわかりませんが、ある「詩」というものが、手書きで後生珍重されたり印刷されたり、コピーされたり朗読されたり歌われたり翻訳されたり、さまざまな形態を受け入れる無防備を与えて送りだす作り手の魅力をなにより感じます。
この週末には
PreAva 第1回公演「ショパンを聴いて戦争へ行こう! 」も。とても行きたいのに同日同時間は某同人誌の肉体労働日。相対的に優秀な肉体労働力を期待されていることを無碍にできぬ自分がさみしいよ。松井さんより体力ないのになぁ……なに言ってんの汗は時間の絞り汁だ、秒針が辿る点なのだ。とにかく25日の録音は後日聞かせてちょうだい。