風景や伝説、家事の美しさに映える女性性と、無邪気と策略の大振り子を行き来する男性性をうまいこと描いた作品であります。オトコ主導の戦争の茶番を語れるのはオンナの口です。性はふたつあるからです。「バランス」が「都合」になったとき、セクハラと呼んで軽蔑します。
この映画はとてもよい作品です。ただ、ロシア兵とフィンランド兵が頭から足までそろいの防寒具を身につけて左右に別れたところで席をたつと、なおよい印象が残るな。
見知らぬ男の命を救うため、トナカイに「あなたを傷つけたくはないけれど血をちょうだい」/言葉通じなくても下痢時のあせりは伝わる/犬が呼び戻す魂/風の音/魚のおいこみ/素肌に毛皮布団/なにはともあれサウナ/眼鏡で工夫、しかしそこに凝りすぎでは?/「背中は打たない」といって自分が怪我してしまったおとといの夢/きのこスープを解毒するスープを飲んで下痢/小麦粉の不足をうめるために木を削るよ/コーヒー/それを喰え喰えすすめられる「よいからだ」の男/つぎはぎ帽子/詩を、歌を/カッコー
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ククーシュカ公式サイト
・ラップランドの妖精@映画の森てんこ森/
ククーシュカ
・pause/
アンニ=クリスティーナ・ユーソ インタビュー
・北極星を真上に見上げて/
映画「ククーシュカ〜ラップランドの妖精〜」に寄せて