東京のナダールでの「スライド&トークショーの後は軽いバータイム」第一回目は山本宗補(むねすけ)氏。今月刊行の写真集
『また、あした 日本列島 老いの風景』のなかからもいくつか(下の写真はこのなかの一葉)。戦前戦中戦後を生き抜いたひとたちを取材するなかで、第三者からの興味を向けられたことでせきをきったように話し出される鮮明な記憶を記録したいという思い、そして、誰もが誰かの第三者となって、胸のつかえをはきだすきっかけになれたり記録して伝えることができることをトークで。
戦争紛争、自然災害で命を落とした多くのひとたちの写真をみるほどに、なんだが私あっさり生きていますけれど生きているということは先祖がずっと在るわけで、すごいことです。もうすぐお盆でまた家々に先祖を迎えます。ありがとう、見守ってねを伝えつつ、苗字や籍で私たちが便利のために区切ったのだなあということを忘れてはなりません。ヒト以外の動物をもっと観察することも大事でしょう。
沖家室島、一日の漁を終えたおじいちゃんは、こうして毎日、南無阿弥陀仏を唱えます。