窓を開けて過ごす時間が増えました。向かいのアパートに若いひとが引っ越してきて、ペンキを塗ったり花を植えたり楽しそうです。その奥の二階にたしか年明けてオープンしていたアロマテラピーの店が、なくなっています。反対側の窓から見えるマンションに住む男の子がおしゃべりを始めたようで、にぎやかです。
すぐそこの小学校からは、まもなく運動会なのでしょう、毎朝応援の練習が聞こえてきます。フレーフレー赤組と歌ったり、今朝は閉会式のリハーサルでした。「きをつけ。れい」と声がかかって、気持ちのよいことです。学校の隣の図書館は特別整理週間で、洗濯したぬいぐるみが一列に干してあります。
その向かいにあったカフェが沖縄料理屋さんになって、連日盛況です。コバラが空いて麺類が食べたくなることはよくあるが決まってへんな時間なので、そんなときにとてもいい。前のカフェのお姉さんには雨の日にお世話になった。ありがとう。その先のガラス屋の犬、貞吉はやっぱり白目をむいてこちらを見るが、久しぶりに出て来た亀の亀吉はお兄さんに歯ブラシで体を洗われています。じぃとしてるけと気持ちいいのか亀吉。
商店街の街灯には恒例の、商店街推進ゴーヤ鉢がセットされました。そうかもうそういう時期かと、ベランダの土を整理します。なんて何ひとつ自分では気づかないのでしょう。週末はうちの近くの神社で
「金魚祭り」だとポスター。あああれからもう一年。など言って話はおさまるが、誰もが自分は「一年」を知らないことを知っている。