「西松布咏」の文字を縦に並べてどれくらいの大きさにしようかいろいろやっていると、大きくするほど映えてどこまででも大きくできそうな気がしてくる。美しい。ゲストの方々も含めた名前の書体をどうしようか——手持ちではどうにもならず、これぞというやつを決めて買おうとするが決まらない。押してもダメなら引いてみる、左がだめなら右に行く、新しいのがわからないなら古いのに戻る。このたびのチラシに出てくる名前の全ての字が出てそうな本を棚から抜いて、育生社弘道閣刊のタウト全集第一巻『桂離宮』ならいけるだろうと見当をつける。ふせん片手に字を探す。ライノの
エノ氏がスキャンして絶妙に整え配す。漢字とひらがなはいいがカタカナのバランスがなんだか妙、「ア」はでかく「ン」や「ス」は小さい。見た目の感じで縮尺変えたくなるがママとする。何度も見るうちに妙なバランスが妙でなくなる。
育生社弘道閣刊のタウト全集第一巻『桂離宮』とは
これ。いつか昔bookbar4の「come on a booky」に、アップしていたのでした。こんなときに役に立つとは。パチパチ。会はいよいよ来週土曜日、くわしくは
こちらから。