渋谷の裏道で昼、鴉が後ろからばさーっ。飛んで目の前の電線にとまり気持ち良さそうに白いうんち。向うから歩いてきたお兄さんの右膝かすめたな…。しゃれにならん思い出——ゴミ捨て場で頭のてっぺんにうんちいただいたときは即、家に戻ってシャワー、やんごとなき事態で遅れますと会社に電話して有楽町の宝くじ売り場に直行して精一杯の買物するが成果なし。漫画だねぇおかしいねぇ、後付けの時間を加えてその実10歩くらいか、見上げたり振り返ったりの兄さんとすれちがい際「だいじょうぶ〜」と言葉が口から。兄さん言った、「クソー」。万事オーケー四月も五日。写真は蒼穹舎の深瀬昌久写真集
『鴉 Solitude of Ravens』。そして
柴田佳秀さんのカラス研究室。