駐車場のはしっこの雑草の中でるぅるぅ鳴く虫の声が聞こえるくらい窓を開けて過ごせる今夜がこのあたりの今年の秋の始まり。ゴーヤーの実は10センチ未満でオレンジになって水準器みたいに垂れ下がって赤い種をすかしっぺ、ひょろひょろ大豆は数日の留守でだいぶ枯れたけど小さな花のあとにできた小さなさやはどれも産毛まんまん、さかさから撫でて抵抗に満悦。戦中戦後どこにでも植え育ち食べたと聞き今だって田舎でもうもう成るのとはまったくようすが違うベランダ・プランタ大豆がゴーヤーのカーテンの後半を担う。大豆の葉っぱは丸いんだ。いい。とてもいい。枯れるのも至極あっさりで。