bookbar4日録
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2012年 07月 31日
「GANYMEDE」55
p37)
エッセイ
マルセルから始まる夏の話 金澤一志
……昨年末の「現代詩手帖」アンケートに《震災から直結するような詩はなるべく読みたくありません。まったく無関係の、明るくエロティックで繊細なものを読みたい》と書いたところ、たくさんの手紙をもらった。すべてこれまで通信したことのない人からだった。……おそらくこのことが影響したのか、その後に声をかけられて出席したいくつかの「なにができるか」的な座談会について、どうやらぼくはつっこみ役だけを期待されていたらしかった。優等生に対する不良ということで、それはそれでいい。だが詩がなにか「できる」と断言しながら反戦反原発を直截に訴える詩を無意味だとする態度は矛盾と受け取られるらしく、些末な説明に消耗した。
生真面目すぎるのである。詩にできることなどなにもない、という人ほど震災の詩を書く、書かないではいられない。反原発が反核、反戦、自然保護につながって終わりがなくなるうちに、詩はどこかに消し飛んでしまっている。……
○○○○全文ここにひきたいわ
p122)
詩
もっと天豆 金澤一志
by bookbar5
| 2012-07-31 21:27
| カナブン文庫
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