快晴。JR六甲道駅降りてコーヒー。実際にながめて、いけそうと思い歩いて行くことにする。すぐ右に古本とジャズの口笛文庫、高平哲郎『スラップスティック・ブルース』など。交番のある二股で迷う。右前方に学生らしき2人、ついていけば近道かと右へ。おでこはじかれたらひっくりかえるくらいの勾配、行くしかないのでがんばる。のちにこの道の愛称はテイネン某と聞く。この坂をのぼりきれなくなったらそろそろテイネンだと。テイネンないけどのぼりきれてよかった。神戸大学敷地内に到着、まだ時間があるので『誓子とゆかりの人々ー誓子と「三人の父」ー』展、「鷹の羽を拾ひて持てば風集ふ」「海に出て木枯帰るところなし」……字がいい。出てまた坂、階段。昭和初期の学校建築の好例と国の登録有形文化財になった美しい建物。移動のたびに坂、階段。みなさん早い。一番眺めのよい場所までのぼり神戸の町を見る。雲を待つ。淡路島から堺、その先まで。夕焼け。三宮。足が痛い。ホテル。
神戸港震災メモリアルパークから東遊園地公園、時計抱えたマリーナ像におはよう。海文堂書店開店時間までサントスでモーニング。トンカ書店開店時間まで神戸牛ハンバーグ。阪急と阪神を間違えて駅からタクシーで人と防災未来センター、最初に必ず通らなくちゃいけない”あの時の再現映像”なるものの上映部屋、ピカーだのドーンだのあれはいったいなんなんだ。すぐそばの兵庫県立美術館へ。渦階段を下りると声、一階のホワイエでソプラノの周防彩子さん。阪神電鉄各停で梅田まで。