唐突奇抜にうたたねしながらめざめれば美しい風景と装置と音楽と引用と実験と悪趣味でスタイリッシュな可笑しさで吹き出すことたびたび。久し振りだなこういう映画。土地でないふるさと。
カフェ。ベトナムに自由を。注文は?ミルクティ。本を読んでいるのではない、写真を見てるの。めくるとピストル。大家なのに使用人のように扱われることを望むペトルシュカ氏が運転する車で迎えにいったあたりから妄想というより眠ってみた夢とみる。ちょうど今朝、目覚めたあと遅れてくる聴覚を意識とぎれることなく体験してびっくりした。眠ってみる夢とドリームの夢を同じ漢字にするのは無理がある。