「うらめしや~ 冥途のみやげ」展を東京藝大美術館、続いて
全生庵、五代目小さん師匠寄贈の伊藤晴雨作品など。
月岡芳年「宿場女郎図」結わえた髪の柔らかさと開いた左の掌/菊池容斎「風雨の柳」は走りゆく女、「蚊帳の前に坐る幽霊」は蚊帳の後ろのはずなのだけれど/佐竹永湖「幽霊図」足がある,着物の裏に文字?手紙なのか?/勝文斎「母子幽霊図」からくり人形のような/歌川国蔵「こはだ小平次」蚊帳の隅にこんなのがいたら悪くない/歌川芳延「海坊主」月を食うというよりはあめ玉をくわえるようにしてむしろかざしているというような/北斎「お岩さん」、〈百物語〉シリーズは真似したくなる/国芳「摂州大物浦平家ノ怨霊顕るる図」なにより波中の/芳年「幽霊之図 うぶめ」/河鍋暁斎「幽霊図」(写真)/「圓朝全集」(春陽堂版、鈴木行三編、鏑木清方装幀)
図版と展記念一口まんじゅう(福丸饅頭屋製)を買ったらおつりをくれた人がいつからか白装束に。
・青空文庫/
『圓朝全集』は誰のものか(富田倫生)