「スサノヲの到来」松濤美術館、〈スサノヲという爆発 放浪する翁童神のメッセージ〉、日本神話と縄文の神々/神話のなかのスサノヲ/スサノヲの変容/うたとスサノヲ/マレビトたちの祈りとうた/平田篤胤の異界探求/スサノヲを生きた人々〜清らかないかり。鎌田東二ワールドはまず小中学生向けのガイドブックを読んでから。
木食知足の飛白書。木食知足とは? ひからびて次にいきたい。ぴんぴんころりで断つのではなく。
展覧会図録 p105)
木食知足
飛白書三社宮(神)号及び三社託宣 1827(文政10)年頃 橋本倫氏所蔵
……木食知足は、熊谷幹男氏をはじめとするみやぎ木食会の研究により、その活動と作例が明らかになりつつある。……
特異性は宮号書体にある。木を刷毛状に削った「筆」で書いており、異様な迫力がある。飛白書体のもつ呪術性が全面に現れ、名だたる神々が異貌の神へと変質しているかのようである。
・太白区まちづくり推進協議会/
木食知足上人
・秋保・里センター/
知足上人
ほかに同じく図録から、平田篤胤が〈思いがけず古書の五獄図巻を入手し、多年の疑念一時に氷解〉した古書、「五獄山真形文」、篤胤が書かせた寅吉の異界見聞の下絵、〈自然と人間の境界をもっとも大きく重要〉としてきた若林奮が〈自然と人間のあいだを往還するものとして〉犬に着目、犬を描いたドローイングの数々など。