行きの地下鉄で小楽師匠、スーツ姿に小切手が入ってそうな鞄。ついたてを舞台からおろしたのはいつから? 「金明竹」の早口がコトバとしてなんときれいに愉快に聞こえる、身のこなし手つきもあるのか見事。楽一さんの見事は師匠をネタに注文のかわし、いつか錦鯉も切ってみせてね。「お若伊之助」は撃ってみたらばとしふる狸であったところまで、根岸両国いったりきたりのかしらのスットボケを楽しむところ。一粒半の随喜の涙、十七娘がねえ。
ふう丈「たらちね」
柳亭市楽「やかん」
翁家社中
古今亭菊志ん「湯屋番」
桂南喬「金明竹」
ホームラン
桃月庵白酒「喧嘩長屋」
蜃気楼龍玉「親子酒」
伊藤夢葉
古今亭志ん陽「熊の皮」
林家楽一 錦鯉→鯉→錦鯉の鯉のぼり、虚無僧
五街道雲助「お若伊之助」