国立国会図書館のはじまりは、明治23(1890)年にできた貴族院・衆議院の議会図書館と明治5(1872)年、湯島聖堂に設置された文部省下の書籍館の2つ。戦後GHQに要請した図書館専門家派遣が叶って昭和22年米国図書館使節来日、昭和23年赤坂離宮(現迎賓館)を仮庁舎に国立国会図書館開館。第二次世界大戦時は長野や山形に蔵書避難したそうだ。蔵書は現在4300万点。
開館70周年記念展示
「本の玉手箱―国立国会図書館70年の歴史と蔵書―」ではさすがにもっと成り立ちを示して欲しかった。見栄えのいいゾウショをかいつまんで並べたところで唯一無二の図書館の特徴を何一つ伝えることにはならない。