上野の森美術館でフェルメール展。こんでいないところを選んでうろうろしながら遠くからじわじわ寄って見る。すると、、、「真珠の首飾り少女」などは手前の椅子のビスが輝き、首飾りと耳飾りの真珠が輝き、少女の瞳が輝いて、わあぁという胸のたかなりが見えた気がしたね。少女が鏡の中にみた高揚に同期したと思えてとても良かった。
入場時間を区切る工夫がなされているのだが、区切った時間内に入場すればよいというアナウンスがなかなか伝わりにくいようだ。それと、入場してすぐ、音声ガイド受けからはじまって順番遵守陣のべったり壁が、厚い、、、。好きなところから、すいているところから、見ればいいのに。頑なにならないほうがいろいろ楽しいよ〜
見るだけの立場としては、会場は狭く混むのは承知のうえなのだからわりきってフェルメールだけにして欲しかった。数年前の国博の阿修羅室みたいに少し高いところからくだる螺旋階段で誘導してはどうだったかな。作品は小さいので中央に背中合わせで四面?五面?六面?展示。このたびのじわじわ寄り体験からの戯言です。