奥成達『みんながジャズに明け暮れた』(1997 三一書房)
p78)
白石かずこの三冊目の詩集『もうそれ以上おそくやってきてはいけない』(1963)が出たのもちょうどこの頃で、佐藤文夫が言うように「この詩集の中の作品のすべてが、ジャズとともに読まれたものであり、私は未だにこの本を開くと、あの時の白石かずこの肉声がジャズとともにきこえはじめ、詩が活字の中から立ち上がってこちらへ向かって歩いてくるのがよくわかる」(同・詩人会議)詩集であったが、しかし、以来、白石かずこのリーディングは次第に〈詩とジャズ〉というより、もっと広い、詩的パフォーマンスの様相を少しずつ色濃くしていった頃だったようにも思う。
(中略)
白石かずこの〈詩)ほど〈音楽〉のように〈感覚で理解しなければ、けっしてわかり得ない〉といい切れるような現代詩人は、かつていなかったとぼくは思う。〈まるでジャズをきかせるように、詩で語る〉ことができる日本の詩人なんて、ほんとに彼女の前には考えられもしなかったことのはずだ。
(中略)
彼女の詩は、固定された詩の伝統的な方向には少しも向いていないし、いうなればとても〈聴覚的〉な現代詩人だからである。
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