昨晩は母が一週間ぶりに出張から帰ってきましたが、また明日から10日の予定でハワイだそうです。わたしは徹夜が続いており、ちょっと気分を変えようと離れにあるお風呂に向かいます。先にトイレに行きますが、お風呂の隣のトイレは入り口が50センチ四方のおしゃれすぎるつくりなのでほんとうはあまり使いたくない。中庭をはさんで向かい側、「洋間」と呼んでいる部屋から声が聞こえてきます。見ると、朝の4時だというのに、祖父母が友達を呼んでおしゃべりしています。廊下をぐるり回って洋間のドアを少し開いてのぞきみると、若い女性がたくさん。なかに一人、薄紫の髪のおばさんがいて、こちらをにらんでドアをしめさせようとするので、祖父母を呼び出します。「なにやってるの?」「カルチャースクールをはじめます」「??」「校長ということですが、編物を教えます」。そういって祖母が、風景を編み込んだものや、帽子をみせてくれます。「こんなに朝早く?」「火曜日だけだからだいじょうぶ」と、祖父。わたし絶
句して外に出ます。けっこう広い英国式庭園風なんですが、そちこちの芝生で老若男女が楽しそうに語らっていて、いったいこの家になにがおこっているのでしょう。母はまだこのことを知りません。出かける前に話しておこうと、奥の部屋に走っていきます。「どう思う?」「いいんじゃない」。という、今朝目覚ましで一瞬起きたあとに見た夢。