近所で不幸な事件があって、毎日通う道が別のものになった。生れ育った土地ではないし定住を決めた場所でもないし、私にとってここでなにがおころうと隣はなにをするひとぞに違いないが、こんなことをはりきって言うのはその真逆の環境で生まれたことへの反発で、だから聞いて欲しいと想定するのはかつての親族だったからです。そういう小さな小さな泡が無防備に、噴出していますか。
ひとがひとの言葉で言い繋ぐ「歴史」は広がるが、中心に吸われる「地球」の表面を「土地」と名付けて「価値」を与え「意味」を語らせたのは誰だったか。誰でもない、そんな気分でおやすみ。言うまでもなくただ一点なのだもの。