07年の山形の春の山菜はなによりコシアブラでした。実家のごく近所の山、通称谷沢山で、今年初めて父親が採取。月山山系に奥深く分け入って採るこそ山菜に命かけていた父が年齢なりの山菜をようやく得てどっさり。母がまたキドイのが好きだからまぁ丹念に洗って揃えてみごとなおひたしをたっぷりと。天ぷらには、もったいないと言う。それから白と紫に濃く育ったウドをいただいて、薄く切って水にさらしてからりと揚た。酢みそあえにしたらとの伝えだったが揚げて抜群だったよ。キドイものが年々苦手になっている感じがするのが残念。でもたくさん食べて、春の終わりに諦めがつきました。