渋谷の駅からみて東急ハンズのちょっと先の左手のビルの一階にあった放文社書店本店(写真は
ここより)が13日をもって閉店。同ビルにはNHK出版他関連団体もありNHK本体からすれば孫的位置にあり放送テキスト系の充実が特徴なのだけれど、レジ前フェアがこまめで、狭いながら入れ替えのバランスや、店全体の雰囲気がなんかこうもったりゆったりややいじわるで良く、ここしばらく最寄りなので年中のぞいてきたので残念だし困ったな。近くにあったブックファーストも昨年秋に駅前に縮小移転して、そこは数年前まで旭屋書店があった場所ですが、高く高く棚を作ったのでそのキャパは旭屋時代とは格段の差、だがどうしても、眺めにくいです。かつての本屋のなかほどの低い低い並べ方、あれはよかった。だが最近の天まで棚式で妙なのは売れ筋の本とされたものがものすごい数並べられること、面出しで8面占めなんてのもあるでしょう、多くの本はわずか数センチという世界にあってこれは異常、コンビニやなんかの棚とりとはわけが違うだろうにどういう手法なのでしょう。
さてもはや渋谷の駅から宇田川町、神山町方面の本屋といえばパルコ地下だけですか。ここは雑貨化してまぶしくてねえ。そうだもう一軒今年できた「SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS」、「1940年代から2000年代までの年代別に区分け」し、「年代的価値観が表現された」新旧の本を並べる、そうです。探し物を求めたりいつ行っても立ち読める本屋ではないが通りすがりに寄るにはいい、遅くまで開いてるし。奥の編集制作室とは全面ガラスで仕切られており、お店のひとに聞いたらやっぱり日に何人かはおでこをぶつけるそうですからご注意ください。