近所に越してきた名物うどんや、いつも行列なのでやめてましたが今日は食べよっかと並びます。休日はわざわざやってくるカップルがほとんど、でも今日は前には子ども連れの大家族と職場団体系の2組で12人待ち。まあでも待ってみれば10分位。渋谷にあったころも行ったことがなかったので初オーダー、「げそほっと冷やしうどん」とかなんとか、難しい。わかんないのでげそ付きのあったかいうどんのセットくださいと言います。
どんどんお客さんがきまして向かいに若いカップルがやってきます。渋谷時代からなじみなんだという風情の男性はメニューなんか見もしないで、かけ、麺はやわらかめで、げそ、衣少なめね、で、君は?みたいに隣の女の子に振りますとまた彼女もいろいろ言います。ホゥ。しょうがとねぎが入った小さい器に醤油ぶっかけて待機!なにごとかと思いましたがそれはキワモノでした。
さて甘く煮たあぶらげやしいたけがたっぷりのった「セット」。これが甘過ぎて私はちょっと苦手で、出汁も薄味ながら甘味がわりと強かったのでは? 生醤油を加えていた人多かったので。でも揚げものがものすごくからっとおいしい!だから素うどんと揚げものを単品で頼み合わせればいいのだな。なるほどこうして組み合わせを楽しみたくなるしくみがあるのかも。お店の人は淡々と作業しながらものすごくよく見て聞いてます。
お腹いっぱい。そして今日は不動産屋に行かねばならず、箱詰めしておいた本をついでに近くの古書店、ロスパペロテスに運びます。いつも一度にせいぜい3箱、あら今日は1000円!最安値更新中。ですが、いつもありがたい。最近また近所の新刊書店がなくなって、ロスパペは古書店ながらこの界隈に住むひとたちが滞留する本屋さんとしてなくてはならぬ場所なのです。雑誌の扱いが、とてもうまい。だから書店で立ち読みすれば充分な雑誌でも、買っとけばあとでロスパペさんがと思って買える。次に欲しがる誰かにつながる予感がうれしいのだろう。
ここに越すときに世話になった不動産やさんとは以来今日もいろいろあった。それなりになじみになって聞いたデモノ物件を見に行くと、歩いただけで何匹の犬に吠えられたことか。一軒家って物騒だからなーと雑談していた、そういうこともあろうがそれに惑わされるのもどうよって。みなさん人の話をこっそりよく大切に聞いている。そのやじるしの向きに添っていきたい。